AIっぽいホームページの見分け方|人の目で直す7つのポイント
AIで作ったホームページが増え、どこかで見たような言葉やデザインも増えました。AIっぽく見える7つのサインと、人の目で直すときのコツを、制作の現場からまとめます。

AIでホームページをつくる会社が、一気に増えました。速く、安くつくれるのは、良いことです。私たちも、デザインとコーディングはAIに任せています。
ただ、AIに任せたままのサイトには、共通のくせがあります。どこかで見たような言葉、どこかで見たような光る見出し。そのくせが出ると、せっかくの会社の良さが、読む人に届かなくなります。
この記事では、制作の現場で私たちが毎日直している「AIっぽさ」を、7つのサインにまとめました。ご自身の会社のサイトと見比べてみてください。
なぜ、AIっぽいと損をするのか
AIっぽいサイトが悪いのではありません。困るのは、どの会社のサイトか、分からなくなることです。
AIは、たくさんの文章から「よくある書き方」を選ぶのが得意です。そのため、何も指示しないと、どの会社にも当てはまる言葉と、どこにでもあるデザインに寄っていきます。社名を入れ替えても成り立つサイトは、お客様の記憶に残りません。
AIっぽいホームページの7つのサイン
1. 言葉が大きい
「革新的な」「最適な」「新たな価値を創造」。大きな言葉ほど、読んだ人の頭には何も残りません。何がどう良くなるのかが、書かれていないからです。
2. 社名を入れ替えても成り立つ
「お客様に寄り添い、高品質なサービスを提供します」。この一文は、どの会社のサイトに置いても成り立ちます。御社にしか書けない事実(機械の台数、職人の人数、創業の年、地名)が入っているかを確かめてください。
3. 見出しが光っている
文字のまわりがぼんやり光る、紫から青へのグラデーションがかかる。AIに「かっこよく」と頼むと出てきやすい見た目です。見出しは、光らせなくても、大きさと太さで目立たせられます。
4. 全部が角丸の箱で、影がついている
説明も、数字も、お知らせも、すべて同じ角丸の箱に入っている。箱に影がついて、ふわっと浮いている。情報の中身が違うのに、同じ形に入れると、どれが大事なのかが分からなくなります。
5. 意味のないアイコンや、きらきらの飾り
見出しの横の ✨、箇条書きの頭の 🚀。アイコンが3つ並んでいるけれど、内容とは関係がない。飾りは、空いた場所を埋めるためではなく、意味を伝えるときだけ使います。
6. 長い文章が、全部まん中そろえ
3行をこえる文章が中央にそろっていると、行の頭がばらばらになり、読みにくくなります。中央そろえは、短い見出しやひとことだけにして、説明は左にそろえます。
7. 写真が、どこの会社か分からない
笑顔で握手するビジネスパーソン、ガラス張りのオフィス。素材の写真だけでつくると、会社の空気が伝わりません。生成した画像を使うときも、御社の現場や製品に寄せて、「イメージ」と書き添えます。
人の目で直すときの4つのコツ
- 固有名詞と数字を入れる。地名、年数、人数、機械の名前。事実が入るだけで、文章は御社のものになります。
- 社長の口ぐせを入れる。社長がいつも言っていることを、そのまま一文に。整えすぎないほうが伝わります。
- 色と主役は1つずつ。強調の色を1色に決め、1つの画面で目立たせるものを1つにします。
- 声に出して読む。読みにくいところ、言いにくいところは、たいていAIっぽい言い回しです。
自分のサイトを確かめるには
御社のサイトがAIっぽくなっていないか気になる方は、お問い合わせからご相談ください。人の目で見て、直すところをお伝えします。
この記事のポイント
AIっぽさの正体は、どの会社にも当てはまること。直すときは、御社にしかない事実と言葉を足していきます。
さいごに
AIは、速さと価格を変えてくれる道具です。だからこそ、最後に人の目が入るかどうかで、サイトの伝わり方は大きく変わります。
まずは、いまのサイトのトップの一文を、声に出して読んでみてください。社名を入れ替えても成り立つなら、そこが直しどころです。
読むより、見るほうが早いかもしれません。
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